早く対策を始めよう

 大学入試において、総合型選抜を実施する大学は全体の6割、学校推薦型選抜を実施する大学は9割以上になっています。また総合型・学校推薦型選抜で入学する生徒も全体の3割を超え、今後も増えていくと予想されています。早めに対策を行い、合格のチャンスを一つでも増やしていただきたいと思います。幸いにも令和5年度は在籍した生徒全員が推薦入試を突破し、志望校への入学を果たしました。

学習の流れ

授業内容

まずは原稿用紙の使い方、小論文の書き方について演習を通じて理解を深めてもらいます。受験する学部・学科によって小論文の形式、内容は異なりますので、それぞれの進路に合わせてテーマを設定し、小論文を書いてもらいます。

小論文を書くためには受験する学部・学科についての様々な知識も必要です。専用のノートを作成し、普段から情報収集を行ってもらいます。

 提出された小論文は添削し、次の小論文課題に向けて何が必要か、明確に示します。最初はなかなか小論文として通用する文章を書くのは難しいかもしれませんが、練習あるのみです。

 面接が必要な場合は並行して面接対策をします。まずは自己紹介シートを作成し、自分の強み、志望動機などを明確にしていきます。何を書けばわからない人には、聞き取りを行い、相談しながら原稿を作ります。

 原稿ができたら実際の面接を想定して練習を行います。単に面接と言っても、対面面接、集団面接、ディベート型面接など様々な形式があります。それぞれ何を評価されるのか、何を求められているのかを明確にし、自分の意見をしっかり述べる練習をします。

 出願に当たっては志望理由書を書く必要があります。志望理由書の書き方、内容の添削も行いますので、出願前にしっかり準備して安心して試験に臨みましょう。

指導計画

毎週月曜日の18:30~19:50が授業です。小論文対策は自宅でも課題をこなし、提出していただきます。夏頃までに小論文の基礎固め、志望理由書を作成し、夏休みあたりから小論文演習を行います。

注意

総合型選抜・推薦はあくまでも受験のチャンスが一つ増えるだけの事です。必ずしも合格できるとは限りませんし、共通テストを併用する形式の推薦であれば、学力アップに向けての学習も並行して行わなければなりません。推薦・一般入試どちらの準備も行う必要があります。